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外壁塗り替え工事を実際にした事例を集めて紹介しています。
外壁塗装で一番頭を悩ますのは、やはり色選びだと思います。塗装会社に見せてもらったカラーサンプルを眺めているだけでは、仕上がりの状態までは中々イメージできません。
そこで役立つのがカラーシミュレーション。業者によってはPC上で外壁の色味を変更し、イメージしやすいように見せてくれますよ。ただ、PC上のカラーシミュレーションではよく見えても、実際に塗ってみるとイメージと違った…なんてケースがあります。壁の素材によっても色の印象は変わるので、実際に塗ってみないとわからない部分が多いのです。
そこで、そんな人たちの悩みが少しでも解決に向かうよう、実際に外壁を塗り替えたお家の事例を画像付きでまとめてみました。
事例を眺めていると、自分の家の色が変わったときの雰囲気がだんだんと想像しやすくなると思います。外壁塗装会社とのカラーシミュレーションにもぜひ役立ててください。
今回は、同系色で塗り替えた場合と、別の色合いのものに塗り替えたものの2種類に分類して事例を紹介しています。
色合いが変わったときはもちろん、同系の色でもものによっては、かなり印象が変わることもあります。
色味だけでなく、塗り替えそのものが建物の印象を変えることを念頭に置いた上で色決めができると、より納得できるカラーリングになるのではないでしょうか。
塗装前
塗装後
画像引用元:価格.com 住宅設備・リフォーム(http://kakaku.com/reform/case/0710009/)
【塗り替え事例の解説】
築30年のお宅で外壁に付着した汚れが目立っていました。同系色に塗り直されていますが、仕上がりは見違えるようです。塗料をしっかり3回塗り重ね、汚れにくい素材を使用しました。
塗装前
塗装後
画像引用元:プロタイムズ総研HP(https://www.protimes-souken.co.jp/casestudy/tokyo/city/kokubunji/2017/0720.html)
【塗り替え事例の解説】
クリーム色の外壁からフローズンブルーへと生まれ変わった家の事例です。防カビ性能が非常に強い外壁塗料が使用されました。屋根もブルー系なので淡いカラーでまとまった外観になっています。
外壁の色を選ぶ際、頭の片隅に置いておきたいのは「カラーサンプルの色そのものが、外壁の色として見えるわけではない」ということです。
色の見え方には面積効果が関係しているので、塗り終わった後に思っていたより「明るい・薄い・派手・色合いが強調されている」などの印象を持つことがあります。
詳しくは「どんな色を選べばいい?」のページでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【出来上がりが違った人の声】
「面積の広さや光の当たり具合によって色に違いが出るのか、実際に出来上がった家を見たら見本とまったく違う色味になっていました。塗装面積が広くなるとちょっと薄く見えるので注意です」
【色見本だけで決めた人の声】
「カラーシュミレーションを行なわず、色見本だけで色を決めてしまったために、思った色と違う仕上がりになりました。PCでのシミュレーションや希望のカラーを塗装したべニア板を確認する方法などがあるそうです。色選びに失敗しないためには、カラーシュミレーションを行なってくれる企業を選ぶことが大切ですよ」
【イメージより濃くなった人の声】
「業者の塗料の重ねすぎで予定より濃いカラーに仕上がってしまいました。外壁塗装進行中にちょっとでも色が濃いなと思ったら、業者にきちんと伝えると自分の希望通りの色に仕上げられます」
外壁を塗り替える際に失敗しないためには、やはり専門家に相談した上で、しっかりとしたシミュレーションや先を見据えた塗装を考えてくれる業者に依頼することが一番。悪徳業者に騙されないためにも、数ある外壁塗装会社から信頼できる会社を選びましょう。