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どのタイミングでするの?

外壁塗装を依頼するべきタイミングや、簡単な診断方法を紹介しています。

この記事を要約すると、、、

  • 外壁塗装のタイミングは、塗料の耐久年数(アクリル6~7年、シリコン12~15年など)や小さなひび割れ・色褪せなどの症状が目安です。
  • 塗膜の防水性が切れると建物の基礎部分が劣化し、雨漏りやシロアリ被害、最悪の場合建て替えが必要になることもあります。
  • 外壁塗装に適した季節は春・秋が人気ですが、気温5℃以上、湿度80%以下であればどの季節でも施工可能です。

簡易的なチェックリストを活用しつつ、正確な診断はプロに依頼することで最適なタイミングを逃さずメンテナンスが可能です。

こうなったら外壁塗装のタイミング!壁の診断チェックリスト

家の外壁は定期的に塗装や補修などのメンテナンスが必要ということはわかりましたが、どのタイミングでお願いするべきなのか、確実な時期は素人の私たちにはわかりませんよね。

そこで、「こうなったら危険信号、外壁塗装を検討してみよう!」と簡単に判断できるチェックリストをつくってみました。

プロの目から見れば、これ以外にもチェックポイントはあるかもしれませんが、ひとまず「素人が見てもわかるもの」だけをピックアップしています。

下の症状が出ている場合は、すぐに外壁塗装会社を探した方がいいでしょう。

外壁の診断チェックリスト

※当てはまる項目をチェックしてください
壁を触ると手に白い粉がつく
はい いいえ
雨や風、紫外線によって劣化した塗料が剥がれています。
水分を防ぐ機能が劣化し、建物が水分に浸食されてしまいます。
苔やカビが生えている
はい いいえ
塗料は劣化が進むと汚れがつきやすくなります。
そのため、コケやカビも定着しやすくなってしまいます。
壁にヒビが入っている
はい いいえ
塗料の劣化はもちろん、建物の強度が低い場合にも発生します。
塗装がボロボロ剥がれ落ちる
はい いいえ
塗膜が劣化すると、どんどん剥がれていってしまいます。
下地がむき出しになり、水分が入り込んでしまいます。
壁の一部が膨らんでいる
はい いいえ
塗料がしっかり定着していないと、下地と塗膜の間に隙間ができます。
ここに空気や水蒸気が溜まって膨らむことで、塗面がデコボコになってしまうのです。
壁の継ぎ目にヒビが入っている
はい いいえ
シーリングも紫外線による劣化が起こります。ここからも水分が入る恐れがあります。
色が褪せている
はい いいえ
すぐに何か害があるわけではありませんが、あまりに色褪せがひどい場合は劣化の印。
ほかの症状も出やすくなります。
合計:

0点:今は比較的安全ですが、油断は禁物。きれいで丈夫な家の状態を少しでも長くキープしたいなら、一度塗装会社に診断してもらいましょう。

1~3点:塗料が劣化している可能性があります。これ以上家がダメージを受けるのを防ぐため、信頼できる塗装会社を選んで診断を受けた方が良いでしょう。

4~7点:外壁だけでなく、柱や土台へもダメージが進んでいる可能性が高いです。早急に優良塗装会社へ依頼して隅々までチェック・診断をしてもらいましょう。

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一般的な外壁塗装の寿命は?

壁に塗られている塗料の種類によって耐久年数は異なります。それぞれの塗料の耐久年数(寿命)は以下の通り。

壁の状態を見て問題がないように見えても、これくらいの年数が経ったら外壁の塗り直しの時期だと思っておいた方が良いでしょう。ただし、家が建っている場所や周りの環境によってはたとえフッ素塗料で塗装を行ったとしても、数年しかもたない場合もあります。

ここで挙げている年数は、あくまでも適切な方法で塗られた場合の耐久年数。塗料を薄めた場合や下地処理をしない悪徳業者が施工した場合は、当然もっと早く寿命が来てしまいます。

防水性を保つなら10年ごとの塗装が目安

防水塗装の塗り替えタイミングは新築から7~10年と言われています。塗料の防水性能の持続性は5~10年のため、遅くとも10年目には塗り替えたほうが良いでしょう。

元々の日本家屋は気候に合わせた通気性が考えられていて、石の上に土台が乗るというような造りがメインでした。しかし最近では耐震性に配慮してコンクリートを土台に使用するのが主流。その結果、通気性が悪くなる・湿気によって木材が傷みやすいといった問題が出てきています。また、一般的に言われている日本の住宅平均寿命は約30年。これはアメリカの住宅に比べると3分の1の長さです。高温多湿な日本の気候や建築方法の変化が原因となって、他の国に比べると住宅の寿命が少し短めになっています。

長く暮らせるように家の機能性を保つためには、劣化を防ぐための定期的なメンテナンスが重要です。ちなみに日本住宅の約8割に使われている「窯業系サイディングボード」と呼ばれる材料は、主成分がセメントのため防水性能は全くありません。より短いスパンでのケアが必要でしょう。

放っておくとどうなるの?

では、これらの症状を放っておくとどうなってしまうのでしょうか。

塗膜の防水性の低下が引き起こすトラブルによって、家の建て替えにまで発展してしまうケースもあります。

上でも紹介した通り、塗膜の劣化は建物の基礎部分に水分が浸入する原因となります。塗膜は、水分から建物を守るという重要な役目が。これが果たせなくなると、水分で柱や梁が腐蝕したり、シロアリが発生する原因にもなります。

さらに塗膜の防水性が切れることによって、外壁材に直接雨や紫外線が当たり、家の構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐も。

塗膜の劣化は建物の寿命を大きく縮める原因に。長く住むためには、外壁塗装をしっかりケアしてあげることが大切です。

外壁塗装に適している季節はいつ?季節別の特徴

特徴 注意点
塗装工事をするのに最適な季節。湿度が低くて塗料が乾きやすい 天候が不安定になりがちなので、工事期間が伸びることも
梅雨 雨が降っていなければ問題なく工事できる 雨の日は工事ができないため、塗装完了までに時間を要する
気温が高いので塗料が乾きやすい。温められた塗料はよく伸びるため作業がはかどりやすい 外壁塗装のために窓を養生してしまうため、工事期間は空けられなくなってしまう
空気が乾燥しているため塗料が定着しやすい。比較的施工のしやすい季節 台風シーズンなので地域によっては工事が進みにくい
空気が乾燥していて塗料の定着が良い。養生しても支障が少ない 暗くなるのが早いため工事できる時間が少なくなる。雪が降ると工事ができなくなる

外壁塗装の作業環境は、一般的に気温5℃以上、湿度80%以下が適しているとされています。この条件下で行なうのであれば、どの季節であっても外壁塗装を行なうのに適していると言っても良いかもしれません。

多くの外壁塗装業者を調べてみたところ、とくに着工が多かったのは春と秋。塗料が乾きやすく、過ごしやすい季節であるために人気のようです。次いで7月や11月の施工も多くなっています。お盆や年末年始の親戚の集まりに備えるため、家を綺麗にしようという意識からでしょうか。

ある季節の着工数が圧倒的に多いということはなく、工事の季節はそこまで気にする必要はないかもしれません。ただ、少なからずメリットやデメリットがあるので、上の表を参考にしながら工事時期を考えてみると失敗がないはずです。

正確な診断はプロにお任せ!

これはあくまで簡易的な診断のためのチェックリストです。外壁の塗り替えの最適なタイミングや、適した塗料などは、やはりプロでなくては正確な判断ができません。

外壁塗装が必要かな?と思ったら、まずは専門の業者の診断を受けてみるのがよいでしょう。

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