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お洒落な外観にできるなどの理由で人気を高めつつあるのが木質系サイディング。具体的に、どのような特徴のあるサイディングなのでしょうか。木質系サイディングの概要とメリット・デメリット、メンテナンスで気を付けたいポイントを解説します。
この記事を要約すると、、、
木の質感を活かした外観を好む方に適した外壁材で、定期的なメンテナンスを行うことで美観と耐久性を保てます。
木質系サイディングは、木を材料とする外壁材です。木質系サイディングには、天然木を塗装した天然木系、小さな木材と接着剤を混合して板状に成形したパーティクルボード系、木質繊維から作るMDF系などがあります。他のサイディングでは表現できない木のぬくもりを感じられる点が魅力です(天然木系)。一般的な耐用年数は40年程度、メンテナンス周期は8年から12年程度といわれています。耐用年数、メンテナンス周期は、窯業系サイディングや金属サイディングと大きく変わりません。
木質系サイディングのメリット・デメリットは次の通りです。
最も大きなメリットは、木のぬくもりを感じられることです。他のサイディングでは表現できない温かな表情の家を建てられます。天然木系の場合、同じ素材が存在しないので世界で一つだけの家になる点も魅力です。性能面では、熱を伝えにくい点がメリットになります。断熱性が高いので光熱費の削減に役立ちます。
大きなデメリットとして挙げられるのが、こまめなメンテナンスを必要とすることです。適切なタイミングでメンテナンスを行なわないと、すぐに劣化してしまいます。窯業系サイディングなどに比べ初期費用も高いので、コストのかかるサイディングといえるでしょう。割れが起こりやすい点にも注意が必要です。木質系サイディングを選ぶ方は、これらのデメリットに気をつけてください。
木質系サイディングはこまめなメンテナンスを必要とします。日々のメンテナンスで気を付けたいポイントを解説します。
木質系サイディングは、水を含んだ状態で放置すると腐る恐れがあります。このような状態に陥らないため、こまめな再塗装が必要です。再塗装の目安は、クリア仕上げ(透明塗装)とエナメル仕上げ(不透明塗装)で異なります。
クリア仕上げの再塗装の目安といわれているのが、表面が曇りだしてきたころです。以前に比べて艶がなくなってきたと感じている方は、再塗装を検討する方がよいかもしれません。
エナメル仕上げは、表面を触った時に粉が付くようであれば再塗装を検討します。再塗装せずにいると、ひび割れや反りが発生する恐れがあります。
日々のメンテナンスで以上の症状を確認した方は、塗装業者に相談しましょう。素材の特性上、早目に対処することをお勧めします。
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木質系サイディングは、木の質感を外壁に取り入れたい方にお勧めです。ただし、こまめなメンテンナンスを必要とする点には注意しましょう。メンテナンスを怠ると綺麗な状態を維持できない恐れがあります。よって、適切なタイミングで必要なメンテナンスを行なえることも条件になります。以上を参考に、検討をすすめてみてはいかがでしょうか。