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水性・油性塗料の比較

外壁塗装や内装で使われる塗料、水性と油性の違いについてみていきましょう。塗装について説明されてもよく分からない。言われるがままに承諾し、施工してもらったら数年後にはボロボロになってしまった。そんな失敗を防ぐ参考にしてください。また、ご自分で塗装をされる方という方も、水性と油性の違いや外壁塗装に向いているのか、内装に使えるのかなども知っておきましょう。メリットやデメリットも加えてご説明致しますので、被害を防げるよう塗料についての知識を身に着けておきましょう。

この記事を要約すると、、、

  • 水性塗料は価格が安く、臭いが少ないため内装向きで扱いやすいが、耐候性や耐久性は油性塗料に劣ります。
  • 油性塗料は耐久性や密着性に優れ外壁塗装に最適ですが、価格が高く臭いが強いのが難点です。
  • 環境やニーズに応じて、改良が進む水性塗料や熟練職人が扱う油性塗料を検討し、信頼できる業者を選びましょう。

外壁塗装では塗料の特徴を理解し、家に適した塗料を提案できる業者を選ぶことが重要です。

内装に油性は使えない

内装の塗装であれば、自分で塗ってしまおうという方も多いかもしれません。しかし、塗料であれば何でも使えるというわけではありません。内装に油性の塗料は使えないのです。油性は臭いがキツく、反対に水性は臭いがほとんど無いのが特徴でもあります。臭いが無い水性は内装に使える。といった覚え方もいいかもしれません。

外壁塗料の種類と耐久年数

塗料の中でも、外壁の塗装に使われる材料。耐久年数も合わせて大きくわけて6種類みていきましょう。

塗料名 耐久年数
アクリル系塗料 約4年
ウレタン系塗料 約6年
シリコン系塗料 約13年
フッ素系塗料 約18年
遮熱系塗料 約18年
光触媒塗料 約20年

塗料によってこんなにも耐久年数が変わります。

水性塗料と油性塗料の違い

水性と油性の違いについてみていきましょう。

塗料/特徴 水性塗料 油性塗料
塗料の主成分 有機溶剤(シンナー)
内装への使用 できる できない
保管 特に注意は必要としない 注意が必要
液型タイプ 1液型(そのまま使えます) 1液型、2液型

こうして比較してみると、水性塗料は主成分が水で出来ていて保管の注意もなく、1液でそのまま使えるなど比較的、手軽に使えそうです。

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2つのメリットとデメリット

水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットについてみていきましょう。

水性塗料

メリット

デメリット

油性塗料

メリット

デメリット

注意したいポイント

塗るものによっても違うので、一概にどれがいいとは言えません。ポイントを知って、環境やニーズに合った塗料を選ぶようにしましょう。

油性の2液型は手間とコストが掛かる

1液型は扱いやすく、手間も人件費もかからないので工事費用が安く済みます。比べて2液型は、主剤と硬化剤を混ぜて使い手間が掛かる他、一度混ぜると6~8時間で使い切らなければいけない、素早く塗装する技も必要とされ使い回しができないコストの部分でも、負担となります。

職人の間でも、油性の2液型を扱える人は多くない

手間やコストが掛かる油性の2液型を扱う業者は、どんどん減ってきています。使用の難易度が高い2液型を扱っている業者には、腕のいい職人がいるとも考えられます。

水性塗料も改良が進んでいる

人件費や材料費などを下げたい理由から、水性塗料を使う業者も多いのが現状です。しかし、水性塗料も性能が向上しています。油性塗料とも引けを取らないという声もあります。

環境・ニーズにあった塗料を選ぶのが大切

油性塗料で外壁塗装をし、耐久性や密着性を重視するのもひとつです。しかし、油性塗料が絶対に良いというわけでもありません。水性塗料の方が安く済む他、水性塗料の性能向上の部分も重視したいところ。塗装をする際は、油性・水性の2択ではなく、自分たちの家に合った塗料を検討してくれる業者を選びましょう。

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