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ここでは、代表的な塗料メーカーのなかでも日本ペイントの特徴についてご紹介します。総合塗料メーカーとしても有名な日本ペイント。メーカーで取り扱っている代表的な塗料や単価、適用下地などの情報もまとめています。
外壁塗装だけに限らず幅広い分野の塗料を開発、製造、販売している日本ペイント。ビルや住宅、マンションなどの建築物に加え、橋梁やタンク、鉄道といった大型構造物向け塗料、自動車の補修塗装用塗料などを取り扱っているメーカーです。環境に配慮、橋梁・高速道路といったインフラの保全・長寿命化に貢献する塗料など、人々の暮らしや産業をサポートする製品を展開しています。
日本ペイントは取り扱っている?
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日本ペイントは、1881年に創業者である茂木重次郎氏が日本ペイントの前身だった光明社を創業、日本初の洋式ペイント実用化を成功(※)させました。海軍の船用塗料製造からはじまり、130年以上の実績を誇る日本ペイント。素材に機能性を持たせる表面処理から塗料まで、総合的に扱っているメーカーです。
(※)参照元:【PDF】国立科学博物館 技術の系統化調査報告 第 15 集(https://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/060a.pdf)
1962年にシンガポールに進出したことをきっかけに、現在では25の国と地域に関係会社を展開しています。売上高ランキングでは、アジアで1位、世界でも4位の総合塗料メーカーとして評価されている塗料メーカーです。
日本ペイントが取り扱っている代表的な塗料について調べました。ここでは特徴や耐久年数、単価を紹介しています。
幅広い下地に適用しているので、改修にも安心して使用が可能な塗料です。塗膜表面が水に濡れやすいのが特徴で、壁に付着した汚れが雨水で落ちやすくなります。防藻性・防カビ性にも優れており、長い期間にわたって美観を維持してくれますよ。
耐久年数 | 15~20年 ※一般的な耐久年数 |
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単価 | 2,670~5,020円/平方メートル |
適用下地 | コンクリート面(現場打ち)、モルタル仕上げ面、塗り替え改修用(アクリルリシン、吹き付けタイル、その他旧塗膜)、ALCパネル、鉄部 |
オリジナルの「ラジカル制御」技術で耐久性に優れているのが特徴で、紫外線の塗膜劣化対策に向いています。塗膜間の隙間をポリマーが埋めるので、なめらかな塗膜の形成ができ美しいツヤを出すことができます。高透湿性で家を結露から守るだけでなく、防カビ・防藻性機能も持ち合わせており、カビ菌や藻の発生を抑制してくれますよ。
耐久年数 | 10~13年 ※一般的な耐久年数 |
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単価 | 2,850~3,310円/平方メートル |
適用下地 | モルタル面、窯業系サイディングボード、コンクリート面、ALCパネル面、付帯金属面、FRP、木部、金属パネル外壁、亜鉛メッキ、アルミ、無機やフッ素下地の高意匠サイディングボード |
作業性や耐久性、超低汚染性に優れた新世代の塗料です。モルタルやサイディングボードといった外壁や、鉄部、硬質塩ビ部などのさまざまな下地への塗り替えや新設にも適しています。バイオ技術によってカビや藻の発生を抑制。重金属や人体に影響をもたらすクロルピリホス、ホルムアルデヒドなどは配合されていない、環境や人に優しい塗料です。
耐久年数 | 12~15年 ※一般的な耐久年数 |
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単価 | 2,400~4,580円/平方メートル |
適用下地 | コンクリート、セメントモルタル、PC板、ALCパネル、GRC板、セメント無機繊維板、鋼材など |